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ラグビーワールドカップ2019 ホスピタリティ

スポーツイベントの新たな魅力の定着に向けたデジタルソリューションの提供

運営サイドが使用するアプリ。会場案内や対戦スケジュール、説明資料、説明動画を確認することができます。

スポーツホスピタリティに貢献するデジタルソリューションの提供

2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップは日本代表の活躍もあり、国内各地で大きな盛り上がりを見せました。
この大会では、欧米で先行する「スポーツホスピタリティ」の概念の導入も進められており、ビビッドソウルではそのためのデジタルソリューションの提供に携わりました。

スポーツホスピタリティとは

スポーツホスピタリティとは「「する・みる・ささえる」スポーツを行う人々が、そこに「あつまる」ことで、これまで以上に「より良く楽しむ」ことを可能とする取組・行為全般を示す」概念(内閣府『経済財政運営と改革の基本方針2023』)とされています。
具体的には、観戦チケットだけでなく、特別な空間での飲食サービス、購入者限定のサービス・設備利用等をセットにしたプログラムを提供することで、スポーツ観戦の魅力をより複合的なものにする思想・活動です。
欧米を中心とした世界では先行していたものの、日本ではまだ定着していなかった概念ですが、ラグビーワールドカップ2019は日本国内への浸透を進めるための転換点でもありました。

法人営業アプリに求められた役割と機能

スポーツホスピタリティはその性質、チケット金額等からB to Bでの利用が中心でした。法人向けの営業をより効果的なものにするための専用アプリの開発が求められていました。
試合の検索、各試合ごとに割り当てられたオプションプランの提示、サービス紹介資料や動画の閲覧といった機能を実装することで、商談の活性化をサポートしました。
また、それらをインターネット未接続でも使用可能にすることで、商談環境による機会損失の低減に貢献しました。

プロジェクト全体を見据えた柔軟な進行

スポーツホスピタリティは日本国内で未定着だったため、仕様の検討は手探りで進めていく必要がありました。並行して進んでいたWebサイト、ブローシャー等のチームともコミュニケーションしながら、施策全体での効果の最大化、データ連携、統一感のあるブランディングを意識して開発を進めました。中でも法人営業アプリが担うべき部分として、対面での使用を想定してのUI/UXの最適化に努めました。

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