思いやりのものづくり

Webサイト制作

WordPressテーマ、目的・特徴別のおすすめテーマを22個紹介

WordPressのテーマとは、サイトのデザインやレイアウト、機能を簡単に変更できるテンプレートのことです。テーマを選ぶことで、初心者でも優れたウェブサイトを構築できます。しかし、選択肢が多すぎてどれを選べばよいか迷うこともあるでしょう。

本記事では、WordPressのテーマでビジネスサイト、ブログ、ECサイト向けなどの目的別や、特徴別のおすすめテーマを22個ご紹介します。目的に合ったテーマを見つけて、理想的なサイトを構築しましょう。

WordPressの基本についてはこちらをご参考ください。また、WordPressのテーマとはなにか、を知りたい方はこちらをご参考ください。

ビビッドソウルは、リピート率90%超の「思いやりのものづくり」を提供するWeb・システム制作会社です。

業界経験豊富なディレクターが、webサイト制作をお手伝いさせていただきます。
webサイト制作について、ご要望の方はぜひ一度ビビッドソウルまでご連絡ください。

ビジネスサイトに適したテーマの特徴

ビジネスサイトでは、訪問者に信頼感を与え、効果的にサービスや製品の魅力を伝えるため、テーマ選びが極めて重要です。

まず、どのデバイスでも快適に閲覧できるレスポンシブデザインは、現代のウェブサイトにおいて必須の条件です。スマートフォンやタブレットからのアクセスが増加している中、レスポンシブ対応が不十分なテーマでは、ユーザー体験が損なわれる可能性があります。適切なテーマを選ぶことで、サイト滞在時間や問い合わせ数の向上が期待できます。

また、検索エンジン最適化(SEO)が施されたテーマであることも欠かせません。特にビジネスサイトでは、検索エンジンからの流入が集客や売上に直結するため、テーマ自体にSEO機能が組み込まれているものを選ぶべきです。たとえば、メタディスクリプションや見出しタグを簡単に編集できるテーマや、サイトの読み込み速度が高速化されているテーマが適しています。

ビビッドソウルは、リピート率90%超の「思いやりのものづくり」を提供するWeb・システム制作会社です。

目的別おすすめ無料WordPressテーマ10選

次に、目的別おすすめ無料WordPressテーマ10選を紹介します。

ビジネスサイト向け厳選テーマ4選

Lightning
Lightningは、初心者でも簡単にプロフェッショナルなビジネスサイトを構築できる日本製テーマです。シンプルで洗練されたデザインが特徴で、企業紹介や製品サービスページに最適です。また、有料版にアップグレードすることでさらに多くの機能を利用できますが、無料版でも基本的なビジネス用途を十分にカバーしています。

Xeory Extension
Xeory Extensionは、シンプルで高速なデザインとSEOに適した構造を持ち、テーマオプションから簡単に設定変更が可能で、子テーマを活用した柔軟なカスタマイズにも対応しています。また、内部SEOを重視した設計により、集客やコンバージョンを目指すサイト運営に最適です。

Luxeritas
Luxeritasは、軽量かつ高速な日本製テーマで、特にレスポンシブ対応に優れています。訪問者のデバイスに応じてデザインが最適化されるため、スマートフォンユーザーが多い企業にとって理想的な選択です。また、無料でありながら多機能で、SEOにも配慮されています。

Arkhe
Arkheは株式会社LOOSが開発したシンプルで高機能なテーマです。コーポレートサイト向けに設計されており、カスタマイズが容易です。最小限の機能に抑えられているため、サイトの速度と使いやすさを重視する企業に適しています。

ブログ・メディアサイト向け厳選テーマ3選

ブログ・メディアサイト向けのおすすめテーマは以下の3つです。

LION BLOG
LION BLOGは、ブログ運営を目的とした日本製テーマで、初心者から上級者まで幅広く支持されています。直感的な操作性とシンプルなデザインが特徴で、読みやすいブログ記事を作成できます。広告設置やSEO対策も簡単に行えます。

Cocoon
Cocoonは、SEO対策や高速表示に優れた日本人開発のテーマです。ブログにも対応していますが、特に企業ブログやサービス紹介用のサイトで活用できます。豊富なカスタマイズ機能があり、ビジネスニーズに合わせた柔軟なデザインが可能です。

LION MEDIA
LION MEDIA(ライオン メディア)は、AMP対応・SEO最適化・レスポンシブ・高機能。そして、表示速度が速い、無料のデザイナーズ WordPressテーマです。全体としてメディアサイト向けに作っていますが、個人ブログなどでももちろん利用できますし、カスタマイズ次第で様々なタイプのサイトに利用できるテーマになっています。

ECサイト向け厳選テーマ3選

ECサイト向けのおすすめテーマは以下の3つです。

Storefront
Storefrontは、WooCommerce公式テーマで、ECサイトを構築する際に最適です。日本語にも対応しており、シンプルなインターフェースで初めてのECサイト運営でも安心して利用できます。商品の見せ方やカテゴリー分けが簡単にできるのも魅力です。

ShopIsle
ShopIsleは、モダンで洗練されたデザインが特徴の無料ECサイト向けテーマです。商品の視覚的な訴求力を高める機能が充実しており、特にファッションやアクセサリーなどデザイン性が重要な商品に適しています。

Kata
Kataは、WooCommerce対応のECサイト向け無料テーマです。日本語対応が整っており、初心者でも操作が分かりやすいのが特徴です。デザインの自由度が高く、視覚的に魅力的な商品ページを簡単に作成できます。

特徴別おすすめ無料WordPressテーマ12選

次に、おすすめの企業向けWordPressテーマをカテゴリ別に紹介します。

多機能で柔軟なカスタマイズが可能なテーマ

例えば、「Themify」は高い自由度を誇ります。「Builder」機能を使えば、ドラッグ&ドロップで様々なコンテンツを追加し、レイアウトを自在に変更可能です。さらに、「Themifyカスタムパネル」では、ロゴやファビコン、背景、フォントなど細かな設定もできます。

これらの機能により、プログラミングスキルがなくても企業の個性を活かしたサイトデザインが実現できます。多機能でありながら使いやすく、コストパフォーマンスも高い「Themify」は、多機能なテーマを求めている方におすすめのWordPressテーマと言えるでしょう。

ミニマルデザインで高速表示が特徴のテーマ

例えば、「GeneratePress」は軽量で高速なテーマとして知られています。シンプルな外観でありながら、カスタマイズ性も高く、企業の要望に合わせて柔軟に調整できます。また、「Astra」も注目のテーマです。ページ読み込み速度が0.5秒未満と驚異的な速さを誇り、モバイルフレンドリーな設計で、スマートフォンユーザーにも快適な閲覧環境を提供します。

これらのテーマは、不要な機能を省いたミニマルな設計により、サイトのパフォーマンスを最大化します。シンプルながら洗練されたデザインは、企業の信頼性を効果的に伝えることができるでしょう。

SEO対策に特化したテーマ

例えば、「SEOPress」は、メタタグの最適化やサイトマップ生成など、SEOに必要な機能を網羅しています。また、「Rank Math」は、コンテンツ分析ツールを搭載し、キーワード最適化のアドバイスを提供します。

これらのテーマは、技術的SEOの基盤を整えつつ、コンテンツ制作者をサポートする機能も充実しています。さらに、「Yoast SEO」との互換性が高いテーマも多く、より詳細なSEO設定が可能です。ただし、SEO対策はテーマだけでなく、質の高いコンテンツ制作や外部リンク獲得など、総合的な戦略が重要です。

業種別に最適化されたテーマ

業種別に最適化されたWordPressテーマは、特定の業界のニーズに合わせて設計されており、効率的なサイト構築を可能にします。例えば、TCDのテーマラインナップには、整体院向けの「HOLOS」や「CURE」、飲食店向けの「TENJIKU」や「Tree」、美容サロン向けの「HEAL」や「SKIN」などがあります。これらのテーマは、各業種に必要な機能やデザイン要素が予め組み込まれているため、カスタマイズの手間を大幅に削減できます。

また、建築・不動産業向けの「VOGUE」や「MONOLITH」、士業向けの「LAW」など、幅広い業種もカバーしています。業種別テーマを選ぶ際は、デモサイトをチェックし、自社のニーズに合致しているか、必要な機能が揃っているかを確認することが重要です。

無料テーマの導入と初期設定の手順

最後に、無料テーマの導入と初期設定の手順を紹介します。

テーマのインストールと有効化の方法

WordPressで無料テーマをインストールし、有効化する方法は非常に簡単です。まず、管理画面にログインし、左側のメニューから「外観」→「テーマ」をクリックします。「テーマ」画面の上部にある「新規追加」ボタンを押すと、公式ディレクトリのテーマ一覧が表示されます。検索窓にキーワードを入力して目的のテーマを探すか、「人気」「最新」などのタブを利用してテーマを絞り込むことができます。

希望するテーマを見つけたら、「インストール」ボタンをクリックし、インストールが完了した後に「有効化」ボタンを押します。この操作でテーマがサイトに適用されます。インストールと有効化のプロセスは初心者でも短時間で完了できるよう設計されており、技術的な知識がなくてもスムーズに進められるのが特徴です。

なお、テーマをインストールする際には、公式ディレクトリからダウンロードすることを推奨します。非公式なテーマはセキュリティリスクがある場合があるため、注意が必要です。

初期設定で必ず行うべき設定項目

無料テーマをインストールした後は、初期設定を適切に行うことで、サイトの見た目や機能性を最大限に引き出すことができます。まず、テーマのデザインに合わせて「カスタマイズ」機能を活用しましょう。管理画面の「外観」→「カスタマイズ」を開くと、リアルタイムでデザインを調整できる画面が表示されます。ここでは、サイトのタイトルやロゴ、カラースキーム、フォントなどを設定できます。

また、メニューの作成とウィジェットの配置も初期設定の重要なポイントです。メニューは「外観」→「メニュー」から作成し、サイトのナビゲーションを整える役割を果たします。ウィジェットは「外観」→「ウィジェット」で配置でき、サイドバーやフッターのコンテンツをカスタマイズすることが可能です。

さらに、SEOやサイト速度を意識した設定も行いましょう。SEO対応のテーマを使用している場合でも、メタタグやキーワードの設定を確認し、サイトの内容に適した情報を入力します。サイト速度については、画像の最適化や不要なプラグインの削除を行い、パフォーマンスを向上させることが重要です。

よくあるトラブルと解決方法

無料テーマの導入や初期設定中に発生しがちなトラブルとして、テーマが正しく表示されない、プラグインとの互換性問題が生じる、またはテーマのカスタマイズが反映されないといった事例があります。それぞれの原因と解決方法を理解しておくことで、迅速に対応することが可能です。

テーマが正しく表示されない場合、キャッシュが原因であることが多いです。この場合、ブラウザのキャッシュをクリアするか、キャッシュプラグインを一時的に無効化してみてください。また、テーマ自体に問題がある可能性もあるため、他のテーマを一時的に有効化して問題が解消されるか確認しましょう。

プラグインとの互換性問題では、インストール済みのプラグインを一つずつ無効化し、問題の原因となっているプラグインを特定します。その後、互換性のある代替プラグインを導入するか、テーマの開発者に問い合わせて対応を検討します。

カスタマイズが反映されない場合、ブラウザの再読み込みや管理画面のキャッシュをクリアすることで解決することが多いです。それでも問題が続く場合は、テーマの最新版をインストールしているかを確認し、不具合が解消されない場合は公式フォーラムで質問することをおすすめします。

これらのトラブルに迅速に対応することで、テーマ導入と初期設定のプロセスをスムーズに進められます。テーマ選びから初期設定までを丁寧に行い、運用に適したウェブサイトを構築しましょう。

WordPressのテーマ選びは初期設定まで含めた慎重な検討が重要

WordPressのテーマ選びは、サイトのデザインや機能性を左右する重要なプロセスです。無料テーマはコストを抑えつつ多機能な選択肢を提供してくれる一方で、選び方や初期設定を誤ると、運用に支障をきたす可能性があります。本記事で紹介したように、テーマ選びでは目的に合ったデザインや機能性、セキュリティ、カスタマイズ性、サポート体制などを総合的に考慮することが必要です。

また、テーマのインストール後には、初期設定を丁寧に行い、サイトのパフォーマンスやユーザー体験を向上させる基盤を整えることが重要です。特に、カスタマイズの活用やSEO対策、スムーズな運用のための設定を怠らないようにしましょう。

テーマ選びはウェブサイトの成功を左右する鍵となります。適切なテーマを選び、初期設定を確実に行うことで、サイト運営を円滑に進め、訪問者にとって魅力的なサイトを提供できるようになるでしょう。

ビビッドソウルは、リピート率90%超の「思いやりのものづくり」を提供するWeb・システム制作会社です。

業界経験豊富なディレクターが、webサイト制作をお手伝いさせていただきます。
webサイト制作について、ご要望の方はぜひ一度ビビッドソウルまでご連絡ください。

記事一覧に戻る