Figmaは直感的な操作性と豊富な機能で、デザイン初心者からプロまで幅広く愛用されているツールです。基本的な使い方を押さえれば、すぐにクリエイティブな作業に没頭できるでしょう。
この記事では、Figmaの使い方やおすすめのプラグイン・テンプレートを紹介します。
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Figmaの基本的な使い方
はじめに、Figmaの基本的な使い方を紹介します。
初心者向けにログイン方法や基本的な操作方法も解説するので、ぜひご覧ください。
Figmaへのログイン方法
Figmaを使い始めるには、まずアカウントを作成してログインする必要があります。Figmaの公式サイトにアクセスし、「Sign up」ボタンをクリックしましょう。メールアドレスやGoogleアカウントを使って簡単に登録できます。
初めてログインすると、ダッシュボードが表示されます。ここから新しいプロジェクトを作成したり、既存のファイルを開いたりできます。Figmaの特徴は、ブラウザベースで動作するため、専用ソフトのインストールが不要な点です。これにより、どのデバイスからでもシームレスにデザイン作業を進められます。
ログイン後は、チュートリアルを活用して基本操作を学ぶことをおすすめします。Figmaの直感的なインターフェースによりデザインツールの経験が少ない方でも、すぐに使いこなせるようになるでしょう。
初心者向けの基本操作
Figmaの基本操作を習得すれば、デザイン作業が格段に効率化します。まず、ツールバーdeha
図形やテキストを作成するツールが並んでいます。例えば、四角形ツールを選択し、キャンバス上でドラッグするだけで、簡単に四角形が描けます。
オブジェクトの編集も直感的です。選択ツールでオブジェクトをクリックし、表示されるハンドルをドラッグすれば、サイズや形状を自由に変更できます。さらに、複数のオブジェクトを選択して整列させたり、グループ化したりすることも可能です。
Figmaの特徴的な機能として、オートレイアウトがあります。これを使えば、レスポンシブデザインの作成が驚くほど簡単になります。また、コンポーネント機能を活用すれば、デザインの一貫性を保ちながら、効率的に作業を進められます。
Figmaのコンポーネント機能
Figmaのコンポーネント機能は、デザインの効率化と一貫性を維持するために重要です。メインコンポーネントとインスタンスという2つの概念が重要で、メインコンポーネントは設計図、インスタンスはその複製と考えられます。
この機能の魅力は、メインコンポーネントを変更すると、全てのインスタンスに反映される点です。例えば、ウェブサイト全体のボタンデザインを一括で変更したい場合、メインコンポーネントを編集するだけで済みます。これにより、大規模なデザイン修正も驚くほど迅速に行えるのです。
さらに、インスタンスごとに個別の調整も可能です。この柔軟性により、デザインの統一感を保ちつつ、各ページや要素に応じた微調整が可能になります。コンポーネント機能を使いこなすことで、デザインワークフローが劇的に改善されるでしょう。
Figma初心者におすすめのプラグイン7選
Unsplash
「Unsplash」プラグインは初心者にとって心強い味方です。このプラグインを使えば、高品質な写真素材を無料で簡単に入手できます。Figma上で直接Unsplashの膨大なフリー写真ライブラリにアクセスできるのです。
外部サイトとFigmaを行き来する手間が省け、シームレスに画像素材を探してデザインに組み込めます。複数の画像を一度に取り込むこともでき、仮置きのダミー画像としても重宝します。
例えば、旅行サイトのデザインを作成中に、美しい風景写真が必要になったとしましょう。Unsplashプラグインを使えば、「beach」や「mountain」などのキーワードで瞬時に適切な画像を見つけ出し、デザインに組み込むことができます。これにより、デザインの質を高めつつ、作業効率も大幅に向上させることができるのです。
Insert Big Image
「Insert Big Image」プラグインは大きな助けとなります。通常、Figmaは4096ピクセルを超える画像を自動的に縮小してしまいますが、このプラグインを使えば、高解像度の画像を原寸大で取り込めるのです。
例えば、建築デザインのポートフォリオを作成する際、細部まで鮮明に見せたい場合に重宝します。ズームインしても画質が落ちないため、クライアントに細かなディテールまで伝えられます。
また、大型ディスプレイやデジタルサイネージのデザインにも適しています。高解像度が求められる場面で、このプラグインは真価を発揮します。Figmaの標準機能の制限を超えて、より自由度の高いデザイン作業が可能になるのです。
Contrast
「Contrast」プラグインは、デザイン要素間のコントラスト比を簡単にチェックできます。まるで色彩の専門家が隣にいるかのように、アクセシビリティの観点から最適な色の組み合わせを提案してくれるのです。
例えば、ウェブサイトのボタンとその背景色のコントラストが十分かどうか悩んだ時、Contrastプラグインが即座に判定してくれます。WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)に基づいた評価を行い、必要に応じて改善案も示してくれるので、誰もが見やすいデザインを作成できます。
視覚障害を持つユーザーにも配慮したデザインを簡単に実現できるContrastプラグインは、プロフェッショナルなデザイナーを目指す方にとって、心強い味方となるでしょう。
インターネット黎明期から一貫してWeb制作の現場でキャリアを重ね、企業サイトのブランディングや大規模ECサイトのリニューアル案件など多くの受託案件に関わる。ディレクションを題材としたセミナー講師実績多数。著書に「現場のプロが教えるWebディレクションの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール2(MdN)」(共同執筆)がある。